年代別、睡眠時間の割合
2012/03/03(Sat)
先日のオムロン睡眠計の発表会で、
熊本大学発生医学研究所 准教授 粂 和彦先生の
基調講演がありました。


粂先生は生命倫理も研究されているだけあって、
話の土台が本質的でうなずけるところが多く、
尊敬している先生の一人です。


使用されていたスライドでわかりやすかった、
年代別睡眠時間について。


【加齢による各睡眠段階の割合の変化】(Roffwarg,1966)
グラフ


これは睡眠の教科書によく出てくるグラフ。

睡眠時間は赤ちゃんが長く、年をとると短くなる
というのが、これまで言われてきたことです。



でも、実際の年代別睡眠時間がどうかといえば、
平成18年の調査では、


調査


調査

(総務省統計局「社会生活基本調査」より)


40代がもっとも短く、年をとると増えていく
という傾向があります。


よく、年をとっても元気で長生きしている
人たちの睡眠時間は「7時間」または「7時間半」と
言われます。


これはある統計をベースに言われるのですが、
7時間寝たら誰でも健康になれるわけでは
ありません。


本来、6時間睡眠がちょうどいい高齢の人が
無理に7時間寝ようとすることによって、
眠りが浅く、寝つきも悪く、熟睡感が得られなく
なるようなケースが実は多いのです。


粂先生が声を大にして言っていたことは、

「誰にでも共通する、理想の睡眠時間はありません!」

「身長に差があるのが当たり前のように、睡眠時間も違って当たり前」


本当にそう思います。

眠りを上手に扱うためには、
まず自分の適切な睡眠時間を知ることから始まります。


そして、どんなときによく眠れて、
どんなときに眠れないのか、客観的に
観察することが大切です。


自分で睡眠日誌をつけるのも一つの方法ですし、
もっと正確に見ていくのに、睡眠計は役立つでしょう。


睡眠は生きるベースですから、よりよい睡眠を考えることは
よりよい人生につながっていきます。


今、睡眠が注目されていることの本質は、
「どう生きるか」に関心が高まっているのではないでしょうか。


眠りを通して一人一人の人生が、そして世界が、
豊かになっていくことを願っています。


三橋美穂
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