富士フイルム、「アスタキサンチン」と「亜鉛」の摂取による睡眠改善効果を確認
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2013/04/10(Wed)
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2013/04/08付 「サーチナ」より
富士フイルム、 アスタキサンチンと亜鉛の摂取で 睡眠改善効果を確認 富士フイルムは2013年4月8日、「アスタキサンチン」と「亜鉛」を同時に摂取することで、高い睡眠改善効果が得られることを確認したと発表した。6月27日から開催される第38回日本睡眠学界定期学術集会で研究内容を発表する。 富士フイルムは、「アスタキサンチン」と「亜鉛」をマウスに摂取させる試験を、公益財団法人大阪バイオサイエンス研究所の裏出良博氏との共同研究で実施した。具体的には、マウスの体重1kgあたり、(1)アスタキサンチン46mgと亜鉛73mg、(2)亜鉛単成分で73mg、(3)水(比較対象)を、それぞれ7匹のマウスに経口投与し、脳波形により睡眠中のマウスの脳波測定を行った。 入眠から4時間におけるノンレム睡眠時間の長さを計測したところ、「水」と比較して、「亜鉛単成分」では、ノンレム睡眠時間が約2倍となり、「アスタキサンチン+亜鉛」では、水と比較して3倍以上という結果になった。良い睡眠とは、寝付くまでの入眠時間が短く、また、眠り始めてから最初の3時間にノンレム睡眠の占める割合が多く、さらに夜中に起きることがない睡眠といわれるが、アスタキサンチンと亜鉛を同時に摂取すると、ノンレム睡眠の長さが伸びることから、深い睡眠を得られることが分かった。 この測定結果について、同社では、「アスタキサンチンと亜鉛が、視床下部や脳幹など、脳内の睡眠をつかさどる領域に何らかの作用をしている結果ではないかと推察しています」としている。今後も、アスタキサンチンと亜鉛による睡眠改善メカニズムの解明を進めるとともに、ヒトでの睡眠改善効果検証試験を実施し、各成分のさらなる健康増進機能の解明と新たな応用を進めていくという。 「アスタキサンチン」は、高い抗酸化作用を有することが知られ、眼精疲労の回復や肌の保湿力の向上に関わる作用があるとされている。富士フイルムでは、アスタキサンチンについて、自然界に存在する種々の抗酸化成分の中で、特に一重項酸素の消去能力が格段に優れ、美肌効果などが期待されるコエンザイムQ10の約1000倍の一重項酸素消去速度を有することを実証した。また、「亜鉛」についても抗酸化作用に注目し、アスタキサンチンと亜鉛を含むサプリメント「オキシバリア」を販売している。 ------ 「アスタキサンチン」といえば、 富士フィルムのスキンケア用品「アスタリフト」。 サプリメントとしても有効だったとは! もう、富士フィルム社がフィルム・カメラ屋さんだと 思っていたら、大間違いですね。 時代の変化を捕える力が、すごいです。 三橋美穂 スポンサーサイト
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